厚生労働省の「しょくばらぼ」には、3つのサイトに登録された会社の情報が自動で載ります。ログインなしで社名を入れて探し、載っているかどうかと、載っている項目とその時点を紙に書くまでが今日の1手です。直す・消す・登録するは今日しません。
結論です。厚生労働省の「しょくばらぼ(職場情報総合サイト)」には、しょくばらぼの説明では、「女性の活躍推進企業データベース」(データベース=情報を集めて、探せるようにしたもの)、「両立支援のひろば」、「若者雇用促進総合サイト」の3つのサイト(以下、3サイト)に登録された会社の情報が、自動で載ります。以前に誰かが登録した自社の情報が、今も、仕事を探している人(求職者)の見られる形で載っていることがあります。ログインしなくても、社名を入れて探せます。
この記事の対象は、人を採る予定がある会社です。とくに、3サイトに何かを登録したことがあるか分からない会社(前任者や、手続きを頼んだ先が登録したかもしれない会社)向けです。人を採る予定が無い会社は、ここで閉じていただいて構いません。
今日やるのは、載っているかどうかと、載っている項目・時点を紙に書くところまでです。直す・消す・登録するは、今日はしません。
今日やる1手
紙に日付と「載っていた」(項目と時点の行つき)か「載っていない」(試した語つき)が書けたら、1手は済んでいます。「載っていない」も、今日の答えです。閉じる前に、次の5つを読んでください。
ここで今日の1手は終わりです。
載っていた方へ。しょくばらぼのFAQ(よくある質問)には、求職者などが載っている情報を見るのに、登録などの手続きは要らないと書かれています。今日の紙は、次に「誰が、どのサイトに登録したか」を聞くときの手がかりになります。
載っていなかった方へ。それが今日の答えです。今日試した語では、このサイトに御社の名前は出てこなかった、ということです。登録するかどうかは別の判断で、今日決めなくて構いません。この記事は、登録を勧めも止めもしません。
止まりやすい所。社名で出ないときは、「株式会社」などを外した別の一部や、正式な社名で試します。試した語ごとに、件数の表示どおり全部を見て、それでも出なければ「載っていない」で構いません。同じ語を含む他社が多く出るときは、社名をもう少し長く入れ直すか、「本社所在地」の県で見分けます。スマートフォンで一覧が見づらいときは、パソコンで開き直して構いません(FAQには、機種により見づらいページがある可能性がある、とあります)。開き方は①と同じです。
この記事は、出した求人が今どこに載っているかを棚卸しする記事、採用ページの認定マーク(国などの制度で認められたことを示すロゴ)が今年度も使えるかを確かめる記事、採用ページに何を書くかの記事とは別の話です。今日見るのは、「国のサイトに、自社の何が載っているか」です。
しょくばらぼのトップページは、サイトをこう紹介しています。
「しょくばらぼは、勤務実態などの働き方や採用状況に関する企業の職場情報を検索・比較できるサイトです!」
(しょくばらぼ トップページより)
同じトップページの表示では、掲載企業数(載っている会社の数)は2026年10月1日時点で152,380件です。
どうやって会社の情報が載るのかは、企業の方向けの案内のページ(「企業の方向け利用方法」)に、次のように書かれています。
「しょくばらぼでは、「女性の活躍推進企業データベース」、「両立支援のひろば」、「若者雇用促進総合サイト」(以下「3サイト」といいます。)の公開企業情報に加え、国が運用している各種認定等に関する取得状況を掲載しています。」
「このため、すでに3サイトのいずれかに情報が登録(掲載)されている場合は、当該サイト等からの情報取得により、しょくばらぼに自動的に企業情報が掲載されています。(※)」
(しょくばらぼ「企業の方向け利用方法」の「2. 職場情報の掲載方法」より。1文目と2文目の間にあるリンクの文字「(各種認定等はこちら)」は省いています)
2文目の末尾の(※)には、同じ節の中で、次の注が付いています。
「原則として、「若者雇用促進総合サイト」は毎週月曜、それ以外のサイトは毎月末頃にデータ連携されます。」
(同じページより)
認定は、国の制度で、決められた基準を満たしたと認められることです。データ連携は、ここでは、3サイトに登録された情報が、しょくばらぼへ受け渡されることを指します。つまり、会社がしょくばらぼに直接何かを入れていなくても、3サイトのどれかに登録した情報があれば、しょくばらぼにも載る、という作りです。
検索結果一覧の画面には、次の注意書きがあります(全文です)。
「※本サイトは、「若者雇用促進総合サイト」、「女性の活躍推進企業データベース」、「両立支援のひろば」等の各既存サイトの情報を転載しているため、各サイトで情報登録の無い項目はブランク表示となります。(その他、本サイト独自の任意入力項目についても、ブランク表示となるものもあります。)
項目ごとの転載元は、項目下に表示しているサイトマークのとおりです。転載元が複数ある場合は、更新日が新しい情報を表示しています。
また、掲載されている情報は、各既存サイトで企業が入力した時点での情報であるなど、最新の情報とは異なる場合があります。」
(しょくばらぼ「検索結果一覧」の画面より)
ブランク表示は、空欄で表示されることです。任意入力項目は、企業がしょくばらぼに自分で入れることができる項目のことです。転載元は、その項目の情報を写してきた元のサイトのことです。最後の1文のとおり、載っている情報は、企業が入力した時点での情報であるなど、最新とは異なる場合があります。古い数字が載っていても、それだけで誤りとは言えない、というのはこのためです。
この記事からは、しょくばらぼへのリンクを張っていません。アドレス欄に https://shokuba.mhlw.go.jp と入れて開くか、検索で「しょくばらぼ 厚生労働省」と探してください。検索で探すときは、広告の枠や、似た名前のサイトは押しません。開いたページのアドレスが shokuba.mhlw.go.jp であることを確かめてから使います。ここが厚生労働省のサイトです。
トップページの「フリーワードを入力」と出ている検索の枠に社名を入れ、「検索」を押すと、ログインしなくても「検索結果一覧」の画面が出ます。社名の一部で探すと、その語を含む他社も同じ一覧に並ぶことがあります。「株式会社」「有限会社」などは外して構いません。
検索結果一覧は、項目が横に多く並ぶ作りです。企業名・ハローワークインターネットサービスの求人・本社所在地(都道府県)・企業規模・企業規模詳細・業種・事業概要・URL・創業年と続き、そのあとに、採用・定着の状況、勤続年数、残業時間、有給休暇、女性の割合、育児休業などに関する項目が並びます。
項目によっては、数字に時点が添えられています(「(◯年◯月現在)」や「対象期間:◯年◯月◯日~◯年◯月◯日」のような書き方)。添えられていない項目もあります。時点が見当たらない項目は、「最新」と読まずに「時点不明」と書きます。
項目ごとの転載元を示すサイトマークや、「ハローワークインターネットサービスの求人」の欄は、今日は見るだけにします(押しません)。企業名を押すと、その会社の詳しいページが新しい窓で開く作りですが、今日の1手は検索結果一覧の画面で足りるので、押さなくて構いません。押して開いた場合も、そこにある「掲載内容に関するお問合せ」は押しません。
項目の名前は、画面に出ている名前をそのまま写します。下の例の項目の名前は、画面の列名の例です(会社によって、空欄の列は違います)。日付・時点・試した語は架空です。数字そのものは書かなくて構いません。今日知りたいのは、何が、いつの時点の情報として載っているかです。
| 行 | 書くこと(例) |
|---|---|
| 1行目(載っていた) | 2026年◯月◯日 しょくばらぼ 載っていた(試した語:◯◯) |
| 項目の行 | 正社員の平均継続勤務年数 (◯年◯月現在) |
| 項目の行 | 一月当たりの労働者の平均残業時間 対象期間:◯年◯月◯日~◯年◯月◯日 |
| 項目の行 | 年次有給休暇取得率 (全体) 時点不明 |
| 1行目(載っていない) | 2026年◯月◯日 しょくばらぼ 載っていない(試した語:◯◯、◯◯〔正式な社名〕) |
社名・本社所在地・業種などの会社の基本の欄は、まとめて「基本の欄」と1行で書いても構いません。
項目の言葉が分からないときは、名前と時点だけ書けば今日は足ります。「平均継続勤務年数」など、採用の場面で出てくる言葉の一部は、採用ページに何を書くかの記事で、言葉の意味を噛み砕いた表にしています(しょくばらぼの項目の決め方まで同じとは限りません)。
載っていた数字が古いと、すぐ直したくなるかもしれません。直すのは、今日ではなく次の手です。
聞くときは、たとえば次の文で足ります。
「厚生労働省のしょくばらぼというサイトに、当社の〔項目の名前〕が〔時点〕の情報として載っていました。以前、どこかのサイトに会社の情報を登録したか、ご存じですか。もし登録していた場合も、今は直したり消したり、載せるのを止めたりせずに、どのサイトかを教えてください。」
「消しておきましょうか」と返ってきたら、今は消さずに、どのサイトかだけ教えてほしい、と伝えます。
誰が登録したのか、すぐには分からないこともあると思います。前任者や手続きを頼んだ先が登録していたとしても、そのときに必要があって行ったことかもしれません。落ち度と決めずに、聞くところから始めてください。
しょくばらぼの企業の方向けの案内には、法律に基づいて情報の公表が義務になっている法人に向けて、対象に応じて、それぞれ「女性の活躍推進企業データベース」または「両立支援のひろば」に企業情報を登録するよう呼びかける一文もあります。御社がその対象かどうかを、私は判定しません。このサイトに載っているかどうかだけでは、義務があるかどうかも、それを果たしているかどうかも分かりません。消す・止めることを考えたときは、決める前に、労働局や社会保険労務士に確かめてください。
同じ案内のページには、連携元のサイトからの転載の停止を希望する場合の案内もありますが、連携元のサイトによって手続きが違います。この記事は、その手順を書かず、勧めもしません。
「載っていない」が、今日の答えです。紙に日付と「載っていない」、試した語を書いたら、それで終わりです。今日試した語では、このサイトに御社の名前は出てこなかった、ということです。
登録するかどうかは、別の判断です。今日決めなくて構いません。この記事は、登録を勧めも止めもしません。
求職者が会社を知る手がかりは、自社が出した求人票や採用ページだけとは限らず、どこかに既に出ている情報も含まれうる、と私は考えています。
だから、何かを足したり直したりする前に、まず何が出ているかを知ることが先だと思っています。今日の紙は、そのための1枚です。載っていても、載っていなくても、何が出ているかが分かれば、次に誰に何を聞くかが決まります。
ここまでの1手は、社長ご自身が、今日できることです。載っていた項目をどうするかも、まず誰が登録したかを聞くところから始まります。
私は採用そのものを代行しません。募集を代わりに出すことや、応募者を集めることを請け負う立場でもありません。公表の義務についての判断や、労務(人を雇うことにかかわる事務)の手続きについての判断もしません。
私の手が要るのは、御社自身のページ(採用ページや会社のホームページ)に何を置くかの設計と、そのページがどう見られているかを数字で確かめること、その部分です。ここは有償のご支援になります。無料でお受けしているのは、次にご案内する初回面談(90分程度)までです。
探してみて、気になっている点がある方は、無料相談はこちらのお問い合わせフォームからお知らせください。初回面談(90分程度)で伺うのは、現状とお困りごとです。そのうえで、新たな投資が不要と判断すれば、その旨を誠実にお伝えします。実際に手を動かす部分をご依頼いただく場合は、有償のご支援としてお引き受けします(たとえば、御社の採用ページや会社のホームページに何を置くかを設計する作業や、そのページがどう見られているかを数字で確かめる作業。求人票・募集要項や募集の投稿文など、募集に載せる文章そのものの作成と、募集を代わりに出すことは含みません)。
この記事の内容は、2026年10月16日時点のしょくばらぼの表示・案内によります。最新は、しょくばらぼ(https://shokuba.mhlw.go.jp)でご確認ください。
出典:職場情報総合サイト(しょくばらぼ)(https://shokuba.mhlw.go.jp)
出所を添えて鉤括弧で引いたしょくばらぼの文は、原文のままです。聞くときの例文と、紙の例は当社が作ったものです。本文のうち言い換え・要約した箇所は、職場情報総合サイト(しょくばらぼ) (https://shokuba.mhlw.go.jp)のデータを加工して作成したもので、マークレストがまとめたものです。